2015年09月07日 09:16:09
入社当時ほとんどお酒が飲めなかった私ですが、年を重ねるごとに徐々に飲めるようになり、かつてはおいしさが理解不能だったビールやワインなどをわざわざ自ら好んで飲みに行くようになるまで体質が変化してきました。
そのきっかけのひとつとなったのが、会社の近くにあるルーマニア料理のレストランです。
ルーマニアと聞いて普通の人でピンとくる人はなかなか少ないかと思いますが、ルー マニアはウクライナ、ハンガリーなどの国々と接した東ヨーロッパにある国となり、国の名前は「ローマ人の国」を意味する(英語で書くとRomaniaとな り、Romeと関係があることがよくわかります)ローマ神話のぶどう酒と酩酊の神バッカスの生まれた国であるとされる非常に歴史のある国です。
日本でヨーロッパのワインと言えばフランスやイタリアを思い浮かべる人が多いかと思いますがルーマニアも地理的にはフランス、イタリアと同じ緯度に位置しており同様の良質なブドウが取れるということで実は有数のワインの生産地であり、ルーマニアワインはヨーロッパでは昔から多くの人々に親しまれているのですが、残念ながら日本ではあまりその存在は知られていません。
その理由としては、ルーマニアが第二次世界大戦後に社会主義国となり、体制が崩壊するまで西側諸国との交流が閉ざされたためワインも国外にほとんど出荷されることがなくなってしまったためと言われています。
とはいえ、その品質はフランス、イタリアワインに劣るものではなく、かつてヨーロッパの国王や皇帝も愛飲し、19世紀にはパリでルーマニアワインがブームになったこともあるほど評価の高いワインでもあります。
も ともと海外の変わった料理を食べるが好きだった私は、最初お酒を飲むためというよりはルーマニア料理というものに興味を持ってそのレストランに入店したの ですが、仲良くなった気さくなルーマニア人の店主に勧められるがままルーマニアワインを頼み、いつしかワインが飲めるよ うになり、そのうちお酒の中でワインが一番おいしいと感じるほど好きになってしまいました。(といってもワイン通でもなんでもなく、細かい味の違いなんかはまったく気にせず飲んでいます)
そのレストランの名前は「サルマーレ」といい地下鉄新栄町駅より東に徒歩で3分くらいのところにある小さなお店です。
もしワイン好きな方やルーマニア料理というものに興味がある方は一度立ち寄って見られてはいかがでしょうか?
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